春分の日、和塾では日本のどこよりも早く満開の桜を愛でる、風雅な宴を開催しました。
古典の栄華を現代に再現し、数寄者を唸らせる銘品に囲まれながら、待ちきれない春をひとあし先に祝う、贅沢な喜び。
春霞の薫るような、幻想的な桜で満たされたお座敷。
かぐわしくも愛らしい花ばなが、露を宿したかのように咲き乱れます。
豪胆さと繊細さが格調高く表現された室礼のお軸は、桜の向こうに富士山を臨む、美しい日本の春の原風景です。
華やかな芸者さんの踊りは、桜にちなんだ長唄「元禄花見踊」。芸の艶が典雅な芳香となり、座の雰囲気はさらに華やぎます。
お土産は、この日だけの別誂えの上生菓子「桜づくし」。特別な桐箱におさめられた雅の世界をお持ち帰り頂きます。
最高峰の料亭さんの本領、ぜひ次回は皆さまもご一緒に！
