各界の一流講師を招いて行う和塾のお稽古。
普段は塾生限定の講座ですが、今回は塾生ではない方もご参加頂けます。
応募者多数の場合は、抽選とさせていただきます。
日本話芸の最高峰、人間国宝である一龍斎貞水氏による特別公演。
講談界初の重要無形文化財保持者に認定された圧巻の話芸を、
日本有数の老舗料亭「新ばし金田中」のお料理と供に堪能する贅沢なひとときです。
女流作家の諸田玲子氏をお迎えし、貞水氏とのお楽しみ対談も開催いたします。
年末の風物詩である『忠臣蔵』の世界を国宝の芸とお話しで存分にお楽しみいただくまたとない機会です。
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日 程: 平成23年12月4日(日) 10時45分開演、14時30分終演予定
会 場: 新ばし金田中(中央区銀座7丁目18−17)
出 演: 一龍斎貞水 (講談人間国宝)
諸田玲子 (作家)
内 容: 11:00〜11:30 講 談 一龍斎貞水 『赤穂義士伝』より
11:40〜12:30 お話し 一龍斎貞水 ・ 諸田玲子
12:50〜14:30 お食事
定 員: 30名(応募多数の場合は抽選とさせていただきます)
参加費: おひとりさま 38,000円(税サ・食事代込)
ペア参加おひとりさま 35,000円(お二人計70,000円 税サ・食事代込)
主 催: 特定非営利活動法人 和塾
協 力: 新ばし金田中 銀座くのや
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<一龍斎貞水>
講談師 重要無形文化財保持者
本名 浅野清太郎
1939年 東京都文京区湯島天神坂下に生まれる
1955年 都立城北高等学校入学と同時に、先代一龍斎貞丈に入門
1960年 この頃から「立体怪談」を始める
1966年 真打ちに昇進 六代目一龍斎貞水を襲名
1975年 文化庁芸術祭優秀賞受賞
1976年 放送演芸大賞講談部門賞受賞
2002年 重要無形文化財保持者認定
2003年 文京区区民栄誉賞受賞
2005年 湯島天満宮境内に「高座発祥の地の碑」を建立
2009年 旭日小綬章受賞
「講談は守るべきものと開拓すべきものがある」の信念から、講談の魅力を多方面から追及し続ける鬼才。人間国宝に認定されてからも、その話術に対する取り組みは弛むことなく日々進化を続けている。忠臣蔵を扱う 『赤穂義士伝』 は、貞水氏の十八番であり、講談の花形演目。貞水氏の深みのある語り口と迫力の声柄を武器とした義士伝は、日本人なら一度は聞きたい年末の定番演芸でもある。また、怪談噺においても、当代随一の演じ手と称される。
<諸田玲子>
作家
1954年 静岡県静岡市に生まれる。
上智大学文学部英文科卒業。
フリーアナウンサー、化粧品会社勤務を経て、
テレビドラマのノベライズや翻訳を手がけた後、作家活動に入る。
2000年 『幽恋舟』で第13回山本周五郎賞候補
『誰そ彼れ心中』で第21回吉川英治文学新人賞候補
2002年 『源内狂恋』で第15回山本周五郎賞候補
『あくじゃれ瓢六』で第126回直木三十五賞候補
『笠雲』で第23回吉川英治文学新人賞候補
2003年 『其の一日』で第24回吉川英治文学新人賞受賞
2007年 『奸婦にあらず』で第25回新田次郎文学賞受賞
2009年 『美女いくさ』で第15回中山義秀文学賞候補
赤穂四十七士の一人、磯貝の恋人・きよ(のちの月光院)を主人公に描いた小説 『四十八人目の忠臣』 (2010年~2011年5月31日まで毎日新聞夕刊にて連載)が平成23年10月11日に毎日新聞社より刊行されています。