巣林舎公演「平家女護島(へいけにょごのしま)」に出かけました。
満席になるような公演ではありません。という鳥越先生のお言葉を真に受けて出かけると、入場口は大行列。ほとんど満席の客席をギリギリ確保しての観劇でした。
ロビーに和塾からの立花がありました。写真付きでご報告しておきます。
公演は近松の「平家女護島」。二段目の鬼界が島が「俊寛」としてしばしが歌舞伎で上演されている。が、その前後がどうなっているのか知らなかったのですが、これで判明。巣林舎の今回の公演では、これを女性を表に立てて描いている。
夫のために自らの未来を捨てて自害する東屋(真行寺君枝)と、子供たちの未来を得るために清盛の妾となる常磐御前(藤崎あかね)。鳥越文蔵先生(第53回和塾講師)は、どちらの女性を評価するのでありましょうか・・。