和塾がお手伝いをはじめてから四年目の「東をどり」。東都初夏の風物詩として、今年も大勢のお客さまをお迎えすることが出来ました。江戸の粋、日本の綺麗。最高峰の花街を舞台としたこの公演は、伝統芸能・日本舞踊のステージとしても最大規模のもの。退潮が喧伝される古典芸能のただ中で、時間を掛けた広報活動やマーケティング施策を実施すれば、多くの人々の興味関心を獲得し、大きな劇場を有料来場者で満席に出来ることを示せた機会でもあります。伝統文化のサポート活動を志す和塾としても、その成果を多くの方々にご覧いただきたい催事。今年の実績を分析しつつ、来年に向けての戦略・戦術の立案がすでにはじまっています。
ともあれ、本年五月の舞台。公式カメラによるフォト・レポートを、独占速報にて公開いたします。
新ばし芸者衆の艶姿、ご覧ください。素敵ですよ。※不許複製・禁無断転載
本年の幕開きは「五人道成寺」
咲競五人道成寺、競い合う五人の芸者衆
白拍子梅子・さより
白拍子藤子・きみ鶴
二幕は「艶姿三趣〜第一景・芸者はるあき」から
真ん中・寿々女
喜美弥
第二景は「梅ごよみ」
喜美勇
花の賑い〜フィナーレは総踊りで
演舞場は連日大入りでした
生花は艸心流瓶華家元継によるもの
今年初登場の東をどり特製桝
会場内には芸者衆点前による茶席も
料亭の玉子焼き食べ比べも大盛況
和装小物の名店「銀座くのや」の出店
幕開き直前の舞台
フィナーレは手拭いの投げ入れで