山本益博(やまもとますひろ)
1948年 東京浅草生まれ。早稲田大学卒業。
料理評論の泰斗であり、落語研究家の顔も持つ。料理ガイドブック「東京・味のグランプリ」「グルマン」で日本の料理の世界に大きな影響を与える。
「料理の鉄人」をはじめメディアへの出演も多く、1980年代にはグルメブームの先駆け的存在として知られた。料理人の技巧を「仕事」と表現した先駆者でもある。
2001年には 長年にわたるフランス料理を紹介する仕事が評価され、フランス政府より農事功労勲章シュヴァリエを授与された。近年は日本の食文化向上を目指して、地方行政から依頼された食文化振興のアドバイザーを務めている。
食文化に関しての著書も多く、「エル・ブリ 想像もつかない味」「大人の作法」「至福のすし すきやばし次郎の職人芸術」「人間味という味が、いちばん美味しい」「東京とんかつ会議」などがある。