浦上満

うらがみみつる

幼少の頃より、コレクターであった父、浦上敏朗(山口県立萩美術館・浦上記念館 名誉館長)の影響で古美術に親しみ、大学卒業後、繭山龍泉堂での修行を経て、日本橋に浦上蒼穹堂を設立。多くの展覧会を企画・主催し、コレクター、美術館、作家など各方面から大きな反響を得ている。また、日本の美術商として初めて1997年から11年間ニューヨークで「インターナショナル・アジア・アート・フェア」に出店。ベッティングコミッティー(鑑定委員)も務めた。

中国・朝鮮半島・日本の古陶磁が中心だが、浮世絵も取扱い、特に『北斎漫画』蒐集において、質・量ともに世界一のコレクションといわれている。

東京美術倶楽部常務取締役
国際浮世絵学会常任理事
東洋陶磁学会監事

 

著書
・北斎 漫画と春画(新潮社)
・古美術商にまなぶ中国・朝鮮古陶磁の見かた、選びかた(淡交社)
・北斎漫画(パイインターナショナル; Bilingual版)
・ARTBOX 豆判春画 和気満堂コレクション(講談社)
・北斎漫画入門(文藝春秋)

関連HP
浦上蒼穹堂