『制作をしているとき、いったい自分は何を現そうとしているのか、自問することがよくある。その「何を」ということと、対象の具象性とはあまり関係無く、むしろ具象的なもの程その「何を」がわからなくなることがある様だ。瀧の彫刻はそのイメージの具象性から実態である水を彫刻にしようとするとますます瀧から遠ざかっていく。実態としての瀧を創らない事が逆に彫刻として瀧が立ち現れることにつながることかもしれない。』(瀧本光國)
略歴
1952年 福岡県に生まれる
1976年 信州大学森林工学科中退
1977年 イタリア・ミラノにて彫刻家豊福知徳に師事
1997年 ギャラリー手(東京)
1999年 白銅てい画廊(東京)「京橋界隈`99」
2000年 ギャラリー極楽亭(鎌倉)
2002年 東京画廊(東京)
2004年 MIKA GALLERY(New York)
2005年 かわさきIBM市民文化ギャラリー(川崎)
2007年 GALLERY HIRAWATA(藤沢)
2011年 カスヤの森現代美術館(神奈川)
2012年 「彫るもの、彫ること」東京画廊+BTAP(東京)