石田節子

いしだせつこ

1955年4月14日 東京都生まれ。
大手保険会社勤務後、「時代布 池田」に入社。以後10年間、池田重子先生のもとでアンティークから現代ものに至るまで、きもの・帯・布全般にわたり教えを受ける。
1991年 フリーランスのきものスタイリストとして独立。CMや雑誌などでスタイリングや着付けを手がける。
1996年 事務所兼レンタルサロン「衣裳らくや」を西麻布に開設。翌年、紬とアジア小物の専門店として新規開店する。
2001年「きもの普及賞」受賞(財団法人民族衣裳文化普及協会)
2004年「石田節子流着付け教室」を開校。翌年、銀座に本校をオープン。
2007年 アンティーク婚礼衣裳のレンタル「和ごころをまとう」をプロデュース。
2007年 リサイクルきものショップ「石田節子のたんす屋」オープン。アンティークをリメイクしたオリジナル帯の製作も始める。
2007年 銀座4丁目にこれまでのレンタル・スタイリング・販売・着付け教室を集約させたきものの総合店「衣裳らくや」をオープン。
2011年 物づくりで3代続く「紬の橋爪」の地を受け継ぎ、“物づくりのらくや”として日本橋人形町に移転し、新たな取り組みを始める。

現在はきものスタイリングのほかに、気軽に着物を親しんでもらう為の講座「コーディネート講座」の開講や、百貨店や講演会などでの着付けの実演などで活動中。
また数々のメディアにも出演、 NHK「おしゃれ工房」に講師として出演するほか、テレビ東京「ソロモンの王宮」(2005年7月3日放送)やTBS「情熱大陸」(2007年12月2日放送)で石田節子のきものの世界が紹介された。

きものの活動の一方、きもの文化を守る一環として、2011年4月には群馬県高崎市にワークショップ「おかいこステーション」をオープン。
絹の原料となる養蚕・座繰り・草木染め・機織りが体験できる施設となっており、少しでも多くの人に絹の素晴らしさを知ってもらえるよう、努力を続けている。

主な著作
『季節を楽しむ大人きものコーディネート』(主婦と生活社)
『美人のしぐさ51のルール~品格を磨く「和」の作法とこころ~』(毎日コミュニケーションズ)
『石田節子のきものでおでかけ』(阪新潮社)
『石田節子のきものでおでかけ』(阪急コミュニケーションズ)
『石田節子実演 きもの着こなし術』(世界文化社)
『石田節子の着こなし着付け帯結び』(世界文化社)

関連HP
衣裳らくや