細川護熙(ほそかわもりひろ)
1938年東京生まれ。肥後細川家の第18代当主であり、公益財団法人永青文庫の理事長を務める。細川家第17代当主の細川護貞と近衛文麿元内閣総理大臣の娘である温子との間に長男として生まれた。
上智大学法学部卒業後、朝日新聞記者を経て、1971年参議院議員に初当選。1983年に地元の熊本県知事に転身。二期8年を務めた後に「日本新党」を立ち上げ、中央政界に復帰。日本新党は議席数ゼロから35人もの大量当選を果たす。新生党の小沢一郎氏らと手を組み、非自民連立政権で首相に就任した。当時の年齢は55歳。政治改革関連法案を成立させ、今も続く小選挙区制や政党交付金を日本に導入した。
その後 還暦を機に政界を引退。神奈川県湯河原の自邸「不東庵」にて晴耕雨読の生活をしながら陶芸に没頭する。書や水墨、油絵や漆芸等も手がける。2001年には、東京日本橋・壺中居、京都・古美術柳孝にて個展を開催。以降、パリ、ニューヨーク他、国内外各地でも開催。
細川護煕
ほそかわもりひろ