西山厚

にしやま あつし

帝塚山大学客員教授・半蔵門ミュージアム館長・奈良国立博物館名誉館員徳島県鳴門市生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程修了。専門は日本仏教史。

鎌倉時代の仏教への関心から始まり、時代と内容を次第に拡大。現在は、仏教を中心に、人物に焦点をあてながら、日本の歴史・思想・文学・美術を総合的に見つめ、書き、生きた言葉で語る活動を続けている。阪神タイガースの熱烈なファンでもある。著書に、『仏教発見!』(講談社現代新書)、『僧侶の書』(至文堂)、『東大寺 (別冊太陽 日本のこころ)』監修(平凡社)、『語りだす奈良』(ウェッジ)、『仏像に会う』(ウェッジ)など多数。担当した特別展は、「鎌倉仏教」(平成5年)「東大寺文書の世界」(平成11年)「女性と仏教」(平成15年)「東大寺公慶上人」(平成17年)など多数。