天ぷら職人の頂点、早乙女哲哉が降臨する。
料理評論の泰斗・山本益博が引き出す「食の神々」の至言・直言を聴け!
山本益博「食神談義・第一話」いよいよの配信です。
和塾ONLINEだけの貴重な映像をお楽しみください
早乙女哲哉:昭和21年栃木県生まれ。「天ぷらの長い歴史に革命を起こした」と言われる料理人。中学卒業後「これ以上学校で学ぶものは何ひとつない」という父の言葉に従い修業をはじめる。昭和37年に天ぷらの道に入って以来この道58年。昭和51年日本橋の茅場町に自身の店「てんぷらみかわ」を開店。店名は祖父の代まで続いた川魚料理「みかわや」からとったもの。平成21年「みかわ是山居」を門前仲町近くの福住
に開店する。修業時代から独学で習得してきた理論に基づくたしかな調理技術を持ち、次第に江戸前天ぷらの第一人者として知られるようになった。天才天ぷら職人としてプロの料理人からも評価が高い。一品一品の天ぷらに魂を込め、これまでに「2000万個以上」の天ぷらを揚げてきた。その名人芸見たさに通う客は数知れない。
山本益博:昭和23年東京浅草生まれ。料理評論の泰斗でありまた落語研究家の顔も持つ。料理ガイドブック「東京・味のグランプリ」「グルマン」で日本の料理の世界に大きな影響を与える。「料理の鉄人」をはじめメディアへの出演も多く80年代にはグルメブームの先駆け的存在として知られた。料理人の技巧を「仕事」と表現した先駆者でもある。2001年には、長年にわたるフランス料理を紹介する仕事が評価され、フランス政府より農事功労勲章シュヴァリエを授与された。ちなみに氏の大学の卒業論文のテーマは「桂文楽」。その論文は、あまりの出来の良さからそのまま『桂文楽の世界』として商業出版されている。他の著書は「オペラの旅へようこそ」「エル・ブリ想像もつかない味」「大人の作法」「至福のすし・すきやばし次郎の職人芸術」「さよなら名人芸」など多数。